6千人以上の犠牲者が出た阪神淡路大震災でも、きちんと初期救命処置を行っていれば、多くの人が助かったかも知れません。そして注目すべきは、瓦礫の下から助け出された約3万5千人のうち実に2万7千人もの人が、救急隊ではなく近隣の人々の手で救助され、手当てを受けたのです。そこで、応急処置の簡単な方法を、ここでは紹介します。自分の身は、自分で守るしかないということを、しっかりと心に刻み込んで、家族全員で身につけておきましょう。また、このような応急処置の方法を教えてくれる機関もあるので、そこに行って、実践することで確実に身につけておくといいでしょう。当然、救命処置を行う前には、必ず119番通報し、救急隊や医療関係者に要請を出すようにしましょう。

怪我・応急手当・応急措置

救急処置の事前確認

☆負傷者の状態を確認する

①出血の有無
衣服で隠れた場所も見落とさない。

②意識があるかどうかのチェック
肩をかなり強めにたたいて、名前などを耳元で問いかけてみる。

③呼吸をしているかどうかのチェック
顔や手のひらを、負傷者の鼻と口に近づけてみる。

④脈の有無を確認
首筋の頚動脈で確かめる

⑤顔色の確認
顔色が蒼白の場合はショック状態、紅潮していたら中毒の疑いがある。

⑥手足の骨折の有無をチェック
意識がはっきりしている場合は、自分で手足が動くかを確かめる。

  • 感電やガス・その他
  • 人工呼吸と心臓マッサージ
  • 負傷者の搬送法
  • ヤケドの処置法
  • 止血法
  • 煙にまかれたとき・頭の打撲
  • 鼻血と鼻の骨折
  • 骨折の手当てと固定法
  • 出血した時の応急措置