日本は世界の陸地面積比で400分の1しかないのにも関わらず、世界での強い地震の発生率はなんと10分の1という数字が出ています。いつ起こるかわからない地震のための防災の心得などをしっかり把握して、日頃の安全意識を高めましょう。

自然現象の前兆と動物たち

 前震の研究もさらに行っていく必要があります。大地震が起きた後には、小さな前震がいくつか、必ずといっていいほど発生していることが判明している。他にも付近の放射性ラドンガス濃度が上がった、高温のガスが断層から噴出したという報告もあります。

もちろん、地震の前兆現象と信じられているものの中には、単なる思い込みにすぎない現象もたくさん含まれていると考えられています。だから異常現象の全てを、地震の原因とするわけにはいきません。しかし、例えば中国の海域地震のように、数々の異常現象から地震を予知したケースもあるのです。

動物たちの反応

 地震は突然発生するのではなく、前兆現象が目に見えないところで起こっているといわれています。断層にかかるエネルギーが限界に達して前兆滑り(プレスリップ)が起こったり、地電流が変化するなどの現象も起こっていると考えられています。地震の直前にはよく魚が大漁になったり、動物が騒いだりするともいわれています。また、地震雲や発光現象の出現が目撃されることもあります。これらの原因は、地電流が破壊の準備段階で流れるためと考えられています。