日本は世界の陸地面積比で400分の1しかないのにも関わらず、世界での強い地震の発生率はなんと10分の1という数字が出ています。いつ起こるかわからない地震のための防災の心得などをしっかり把握して、日頃の安全意識を高めましょう。

地震その時!エレベーターで

エレベーター内での地震対策

突然、震度5の地震が首都圏を襲った。幸い建造物は僅かな被害で済んだが、交通機関のマヒと共に、私達は改めてある恐怖を思い知らされた。もしエレベーターが誤作動を起こして停止、中に閉じ込められたら…… そんな時は、どうすればいいのか?

《重要》エレベーターの中で、地震が発生した場合……

・全ての行き先階のボタンを押す。

・最初に停まった階で降りる。

エレベーターの中に閉じ込められた

それでもドアが開かず、中に閉じ込められた場合……

・インターホンを使って外部と連絡を取りましょう。
 必ずエレベーターの中には、インターホンがあります。
→正確に現在の状況を説明しましょう。

・救援を待ち続ける。

仮に災害発生時にエレベーターが稼動していても、大地震の後は、絶対にエレベーターで避難せずに階段を使いましょう!
→技術者が安全の確認を終えるまでは、絶対に使用しない。また余震が発生すると、エレベーター内に閉じ込められる危険が高くなります。
多くのビルでは、階段とエレベーターホールが隣接しているので、最寄の階でエレベーターを降りたら、必ず階段を使って下りましょう。

エレベーターの管制装置

地震が発生したらエレベーターはどうなる?

震度4程度以上の地震が起きると、エレベーターは自動的に最寄りの階で停止し、ドアが開くようになっています。

*一定時間が過ぎると、ドアは自動的に閉まります。

*外側から開けることはできない。

*内側から開けることができる。

大きな揺れの場合……
技術者の点検がない状態では再運転しない。

停電した場合……
非常用のバッテリーによって、非常用の照明が点灯します。ですから冷静にインターホンを使って通報すること。

小さな揺れの場合……
通常運転に自動的に戻ります。

《重要》最悪の事態でも!

・インターホンの応答がなかったり、救助がやって来ない場合
携帯電話で「119」を押して、消防署に電話しましょう。

・全く連絡方法がない場合
たとえ連絡がなくても、メーカーの技術者は事前に定められたルートで建物を巡回し、点検を行いますので、慌てずにその救助を待ちましょう。


最新のエレベーター事情・情報

「P波センサー」が本震より先に訪れるP波を感知し、すぐに最寄の階で停止するので、利用者は本震が襲ってくる前に降りることができる。その後の本震を「S波センサー」がキャッチし、もし揺れが僅かな時は運転を自動的に再開して、ビルの機能に支障を与えないようになっています。