日本は世界の陸地面積比で400分の1しかないのにも関わらず、世界での強い地震の発生率はなんと10分の1という数字が出ています。いつ起こるかわからない地震のための防災の心得などをしっかり把握して、日頃の安全意識を高めましょう。

ライフラインは?

ライフラインへの影響・概要

大地震が発生すると、水道、ガス、電気といったライフラインは、一定期間必ずストップする。日常生活はこれらのものに大きく頼っているだけに、どれが欠けても、不便な生活を余儀なくされていまうだろう。復旧するまで、果たしてどれくらいの期間がかかるのか。

復旧は①電気、②ガス、③水道の順

阪神淡路大震災の際には、最も早く復旧したのは電気で、例えば神戸市では震災から約7日後に使用が可能となった。それに比べるとガスは約80日。水道に至っては、約90日の日数が必要となった。
復旧の時に被災者に知らされた手段として、電気の場合はラジオやテレビで、ガスの場合は係員が1軒1軒を回り、水道は、口コミで主に知らされることとなった。
各社は過去の震災を教訓にして、設備を耐震化することに力を注いでいる。だから当時と比較すれば、早急に復旧が進められるだろうと考えられている。

電気

もし東京で直下型地震が起きると、被害は阪神淡路大震災を上回ると考えられているが、対策が進められ、神戸の時と同様に、震災から約6日で復旧するよう見込みを立てている。また神戸においては、電源が入ったままの電化製品が、電気が復旧した際に出火するという事故が相次いだ。新潟県中越地震の時には、係員が1軒1軒立ち会って送電の再開を行ったため、電気火災は発生しなかった。

ガス

災害時の備えとして、東京ガスでは、最も効率のよい復旧作業計画を作成するコンピュータシステムを導入している。復旧状況に関する情報を、震災時には下のホームページで公開することになっている。

http://www.tokyo-gas.co.jp/fukkyu/

水道

配水管も耐震化への整備が進められ、東京23区内の配水管は97%が耐震構造になっている。そのため、千葉県北西部地震でも、都内は震度5強の揺れを記録したものの、断水になることはなかった。 しかし電気がストップすると、給水所も給水ポンプも停止してしまうので、水の供給は絶たれてしまう。つまり、電気が復旧しないことには、水道は復旧しないということである。 東京都水道局では、下のホームページに198カ所ある都内の浄水場や大型の給水槽を給水拠点と指定し、その一覧を掲載している。

http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/

これらの給水拠点に容器を持参して行けば、水の配給が受けることが可能なので、事前に確認しておきましょう。