電車での対策・避難
社内ではしっかりつかまり、避難は乗務員の誘導に従う
上越新幹線が脱線した新潟県中越地震によって、新幹線の安全神話は一気に崩壊してしまいました。新幹線には、早期地農検知書報システム「ユレダス」が設置されています。もしユレダスが地震を予知した場合、4秒以内に、送電は停止し、非常ブレーキが掛かる仕組みになっています。だが、このユレダスが予知可能なのは、揺れの範囲が広い海溝型地震の場合のみで、直下型においては、一定レベルの震動を感知してから、送電がストップし、電車が非常停止する仕組みになっています。この場合だと、新幹線が高速運転していると、停車するまで時間がかかるため、脱線転覆する危険があります。もっとも、通常の速度で運行している在来線には、そのような危険性は低いと思われます。
新潟県中越地震では脱線事故で一人の死者も出なかったように、もし脱線した際でも、しっかりと近くのものにつかまり、頭部を守れば助かる可能性は高くなります。
また、線路上で停止した電車から降りる場合には、駅のホームから飛び降りる高さと同じであることを覚えておきましょう。ヒールの高い靴をはいていた際には、必ず靴は脱いで手に持ち、床に腰掛けるようにして、静かに降りるようにしましょう。そして絶対に切れた架線には触らないようにしましょう。
電車でのPOINT
・車内では、しっかりと柱や吊革を持ち、なるべく進行方向を向くように心掛ける。
・われ先に車外へ逃げようとするのは危険です。必ず職員の指示を待ちましょう。