日本は世界の陸地面積比で400分の1しかないのにも関わらず、世界での強い地震の発生率はなんと10分の1という数字が出ています。いつ起こるかわからない地震のための防災の心得などをしっかり把握して、日頃の安全意識を高めましょう。

マンションでの地震

30階、40階建てのマンション。もしエレベーターが止まったら!?

マンションの家具の固定はより厳重に

タワーマンションなどの高層ビルは、一般に地震に強いといわれている。だが地震の揺れを受け流すことで、衝撃を逃がそうとする分、建物はかなり揺れることになり、揺れの大きさは低層住宅より激しくなってしまうのである。

高層ビルで阪神淡路大震災を経験した多くの人が、船酔いを覚えたと証言している。このように揺れが大きくなる分、家具は厳重に固定する必要がある。
高層ビルでは、エレベーターがたびたび問題に取り上げられる。マグニチュード7級の首都直下型地震が発生した場合、約30万台にも及ぶエレベーターが停止し、最大で1万2500人が閉じ込められてしまう……政府中央防災会議では、そんな予測も立てている。

 大きな揺れを感知した際、高層ビルのエレベーターは最寄りの階に止まり、自動的にドアが開く仕組みとなっている。だが地震の衝撃によって、階の途中で停止しているのに、正規の所でドアを開けて停止したとエレベーターのコンピュータが勘違いし、そのままストップしてしまう可能性もあるという。

もし閉じ込められてしまったら、救出されるまで時間がかなりかかることも考えられる。その場合は、まず全てのボタンを押してみるといいでしょう。万一閉じ込められた時でも、窒息する危険はありません。必ず救助はやって来ますので、諦めずインターホンで助けを求めましょう。災害時には自家発電に切り替わるタワーマンションもあります。

高層ビルのエレベーターが停止した場合には、階段でしか避難できないという問題が発生する。特に子供や老人にとっては、厄介な問題である。非常時なので、パニックの発生も考えられる。給水の運搬と共に、事前に管理組合できちんと協議の場を持ち、訓練を行ってルールを定めておくことが重要であろう。

マンション縦揺れ・横揺れ

・低層階に比べて、高層階は大きな揺れになる。家具は厳重に固定しておく。

・地震が発生した時にエレベーターの中にいたら、まずは全てのボタンを押しましょう。